【初心者マニュアル】自宅&外出用のWi-Fiを契約する全手順を解説!

Wi-Fiの速度が遅い原因と通信速度を上げる8つの方法

遅いWi-Fi
編集部・那須
編集部・那須
こんにちは!「なるほどWi-Fi」編集部の那須です。

Wi-Fiはワイヤレスで、どこでも簡単にインターネットを利用できる便利な通信手段ですよね。

でも

「Wi-Fiのダウンロード速度が遅くてイライラする・・・」
「Wi-Fiが決まった時間に必ず遅くなる理由って何なの!?」
「Wi-Fiってこんなに遅かった?以前はもっとサクサク通信できたような・・・」

と、Wi-Fiの速度が遅いことに不満がある方は多いのではないでしょうか?

実はWi-Fiが低速になってしまうことには、ハッキリとした原因があったんです!

このページでは「Wi-Fiが遅くなる原因」と「Wi-Fiの速度を上げる方法」について紹介していきます。

また、Wi-Fiの遅くなる原因を理解する助けになる「Wi-Fiの仕組み」も簡単に紹介しますね。

Wi-Fiってそもそもどんな仕組みなの?

Wi-Fi規格 周波数帯域 通信速度
IEEE802.11b(11b) 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g(11g) 54Mbps
IEEE802.11n(11n) 150Mbps
5GHz
IEEE802.11a(11a) 54Mbps
IEEE802.11ac(11ac) 433Mbps
IEEE802.11ad(11ad) 60GHz 4.6Gbps(4,600Mbps)

Wi-Fiは無線(電波)を利用して、スマホやパソコンなどの端末と通信することができます。

Wi-Fiの周波数は3種類の周波数帯域があるんです。

  • 低速で電波が遠くまで届きやすい2.4GHz
  • 比較的高速で安定した通信が可能な5GHz
  • 高速で狭い範囲のみで通信できる60GHz

Wi-Fiと無線LANが混同されて使用されていることも多いのですが、この2つの違いは分かりますか?

実はWi-Fiと無線LANはほぼ同じ意味なんです!

具体的には無線LANには3種類の通信方法があって、そのうちの1つがWi-Fi。

Wi-Fi以外の2種類の通信方法は現在は利用されていないため、「Wi-Fi=無線LAN」と理解していただいて問題ありません。

ちなみに、上表のようにWi-Fiには通信規格(IEEE802.11)が6種類あって、それぞれに周波数帯域と通信速度が異なります。

ここからは実際にWi-Fi通信を遅くする8つの原因について紹介します。

Wi-Fiの速度が遅い原因は8つある

Wi-Fiが遅くなる原因一覧

①.Wi-Fiルーターとの間に大きな遮蔽物(しゃへいぶつ)がある
②.Wi-Fiルーターとの距離が遠い
③.隣人・近隣でWi-Fi利用者が多い
④.Wi-Fiルーターへの同時接続数が多い
⑤.Wi-Fiルーターやモデム(ONU)が不調
⑥.通信端末の性能が不足
⑦.古いWi-Fiルーターで高速通信ができない
⑧.近くの中継器ではなく遠くのWi-Fiルーターに接続している

Wi-Fiの通信速度が遅くなる原因は8種類に分けることができます。

今、あなたに当てはまりそうな原因は見つかりましたか?

それではWi-Fiの通信速度が遅くなる原因とその解決策について、次章で詳しく紹介していきますね。

Wi-Fiの速度を上げる8つの解決策

Wi-Fiの通信速度が遅くなる原因は、大きく分けると「電波状態が悪い」「周辺機器・通信端末が悪い」のいずれかです!

ここからは、Wi-Fiの通信速度を改善する具体的な解決策について紹介します。

Wi-Fiルーターの場所を移動して電波を通りやすくする

Wi-Fiルーター

通信を行っている場所とWi-Fiルーターの間にはできるだけ物を置かないようにすると、通信速度が改善されます。

なぜならWi-Fiは電波によって通信を行うため、電波の通りが悪いと通信速度が低下してしまいます。

例えば、Wi-Fiルーターとスマホやパソコンの間に以下の物があれば要注意!

  • 冷蔵庫
  • 水槽
  • 電子レンジ

大きめの家具は移動させることが難しい場合は、Wi-Fiルーターの設置場所を少し移動させてやるだけでも通信速度が改善されることがあります。

電波を強く受信できる位置にWi-Fiルーターを移動させる

屋内Wi-Fi

できるだけWi-Fiルーターと通信端末(スマホやパソコン)との距離を近づけることが大切です。

なぜならWi-Fiは電波を利用して通信するため、Wi-Fiルーターが発する電波がほとんど届かない場所だと通信速度が極端に落ちてしまうんです!

例えば以下のようにして、可能な限りWi-Fiの電波を強く受信できるように工夫しましょう。

  • できるだけ屋内の中央にWi-Fiルーターを移動させる
  • 2階でも利用するなら、階段付近にWi-Fiルーターを移動
  • 利用範囲が広いなら、中継器を設置する

隣人・近隣のWi-Fi利用者と違うチャンネルに変更する

Wi-Fi設定

近くのWi-Fiルーターと違うチャンネルを使うことで、通信速度が改善されることがあります。

Wi-Fiルーターの電波同士はお互いに干渉し合います!

これが何を意味しているかと言うと、近くでWi-Fiルーターが複数稼働していると、お互いの電波が邪魔し合って通信速度が下がってしまうのです。

そうは言っても、隣人に「Wi-Fiを使うな!」なんて言えませんよね・・・。

安心してください!

実はWi-Fiには同じ電波帯域(2.4GHz/5GHz/60GHz)でも複数のチャンネルが用意されているので、周囲と違うチャンネルを利用することでお互いの電波が干渉しないようにできるんです。

チャンネルの変更方法はWi-Fiルーターごとに異なりますので、製造メーカーの公式サイトなどで確認してください。

Wi-Fiルーターへの同時接続数を減らす

みんなでWi-Fi

同時にWi-Fiで通信している端末(スマホやパソコンなど)を減らすと速度が改善します。

Wi-Fiルーターには、そもそも通信速度に限界があります。

そのため同時に通信を行う人が多いと、1人あたりが利用できる通信量が少なくなるため、結果的にWi-Fiの通信速度が遅くなったと感じてしまうんですね。

例えば、複数端末でそれぞれ動画視聴を行うと、動画の画像が荒くなったり、再生されるまでに時間がかかるのはこのせいです。

そんな場合には、同時に通信している通信端末の台数を減らしましょう。

例えば、パソコンやWi-Fi接続のプリンタなど、すぐに使う予定がない機器は電源を落としてあげてください。

スマホでどうしてもすぐに通信を行いたい場合は、Wi-Fiを利用せずに3Gや4Gの本来のキャリア通信を利用するのもよいでしょう。

Wi-Fiルーターやモデム(ONU)を再起動する

Wi-Fiルーターのランプ

Wi-Fiルーターの近くで通信しているのに通信速度が遅い場合には、Wi-Fiルーターとモデム(ONU)を再起動しましょう。

なぜなら時間の経過とともにWi-Fiルーターやモデム(ONU)が不調になることがあるんです!

再起動させる手順は以下のとおりです。

  1. Wi-Fiルーターとモデム(ONU)の電源を切って1分待つ
  2. モデム(ONU)の電源を入れて5分待つ
  3. Wi-Fiルーターの電源を入れて5分待つ

Wi-Fiルーターやモデム(ONU)に何らかの不調があるときは、普段点灯しているランプが点滅 or 消えていることが多いので、時々チェックすることをおすすめします。

性能不足の通信端末なら買い換える

Wi-Fiルーター
通信端末(スマホ・パソコン・タブレット・ゲーム機)
周波数
規格
11b 11g 11n 11a 11ac 11ad
2.4GHz 11b 11Mbps 11Mbps 11Mbps
11g 11Mbps 54Mbps 54Mbps
11n 11Mbps 54Mbps 150Mbps
5GHz 150Mbps 54Mbps 150Mbps
11a 54Mbps 54Mbps 54Mbps
11ac 150Mbps 54Mbps 433Mbps
60GHz 11ad 4,600Mbps

長年使用しているスマホやパソコンには愛着もあるでしょうが、高速通信を望むのであれば買い替えをおすすめします。

なぜなら、通信端末(スマホやパソコン)の性能が低いと、それだけでWi-Fiの通信速度が遅くなるんです!

具体例をあげると高速でデータがやり取りできる環境でも、通信端末が大量のデータを処理できないために高速に通信を行うことができないんです。

また、通信端末がWi-Fiルーターの通信規格に対応していない場合も、通信速度が遅くなってしまうので注意してください。

性能不足のWi-Fiルーターを買い換える

Wi-Fiルーターの背面

新型のWi-Fiルーターを購入することでも、通信速度が上がることがあります。

通信端末(スマホやパソコン)が高速な通信規格に対応していても、Wi-Fiルーターの通信規格が低速なら通信速度が遅くなるんです・・・。つまり、通信速度は低速な規格に合わせる形で決定されてしまうんですね。

この場合は新しくWi-Fiルーターを購入する以外に通信速度を上げる手段はありません。現状の通信速度に我慢ができないなら、高速なWi-Fiルーターに買い替えましょう。

ちなみにおすすめは、高速でコスパも良い11ac(IEEE802.11ac)に対応しているWi-Fiルーターです。

近くの中継器に接続するために専用接続IDを利用する

Wi-Fi中継器

確実に中継器に接続するために、中継器専用の接続ID(SSID)でWi-Fiに接続しましょう。

なぜならまれに通信端末が近くの中継器ではなく、遠くのWi-Fiルーターに誤って接続しようとすることがあるんです!

通信している場所の近くに中継器があるのに、Wi-Fi速度が遅いと感じたならWi-Fiルーターに接続して通信している可能性が高いです。

そんなときには確実に中継器に接続するために、中継器専用の接続ID(SSID)でWi-Fiに接続しましょう。

中継器専用の接続ID・パスワードや設定方法は中継器によって異なります。そのため、購入時に同封されていた取扱説明書や製造メーカーの公式サイトで確認しましょう。

ここまではWi-Fiの速度を改善する方法をご紹介しました。Wi-Fi速度は速くなりましたか?改善された数値を実際に確認するために、Wi-Fiの通信速度を計測する方法もご紹介します。

改善前後のWi-Fiの通信速度を計測しよう

Wi-Fiが不安定なら、通信の改善前後で通信速度を測っておくことをおすすめします!

なぜなら普段の通信速度の幅を把握しておかないと、実際にWi-Fi通信が速い or 遅いを判断できないためです。

スマホ・タブレットのWi-Fi通信速度を測る

スマホとタイヤ

スマホやタブレットで通信速度を測るなら、Googleが提供する「インターネット速度テスト」がおすすめです。

通信速度計測用ページ:インターネット速度テスト

上記のリンクをタッチ or クリックして『速度テストを実行』ボタンを押すだけで、上り・下りの通信速度が自動で計測されます。

パソコンのWi-Fi通信速度を測る

ノートパソコンが加速する

パソコンで通信速度を測るなら、通信速度が自動で計測してくれるサイトがおすすめです。

下記のページの画面中央に表示される『GO』をクリックすると、上り・下りの通信速度が自動で計測されます。

通信速度計測用ページ:SPEEDTEST

まとめ

このページで大事なこと

・Wi-Fiは特定の電波(周波数帯域)で通信できる便利な通信技術
・Wi-Fiの速度が遅くなるのは周辺環境や機器が原因
・Wi-Fiの改善前後の通信速度を把握しておこう

Wi-FiはLANケーブルなどの有線で通信しないため、目に見えない色々な要素が通信の邪魔をするんですね!

目に見えない&形がないからこそ、原因が分かりづらいんです。

でも、動画配信サービスやオンラインサービスなど、とにかく大量のデータ通信が必要なサービスが増えているので、Wi-Fiの利用は避けられませんね。

快適な通信環境を手に入れるために、Wi-Fiの基本を押さえて、Wi-Fi不調時の対策をしっかり身につけていきましょう!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA