この記事ではiPhoneのダウンロードが遅いときの原因と9つの対処法について徹底解説します!
iPhoneのダウンロードが遅い原因はさまざまですが、アプリをダウンロードできなかったり、アップデートが進まないと焦ったり、イライラしてしまいますよね。
iPhoneを利用していてダウンロードが遅くなったときは、これから紹介する9つの対処法をぜひ試してみてください!
目次
iPhoneアプリのダウンロードが遅い原因について
日々iPhoneを利用していると、ダウンロードが遅くなったり、iPhoneの動作が遅くなったりして困ってしまうことがありますよね?
iPhoneのダウンロードが遅くなる原因ですが、アプリやブラウザのキャッシュだったり、ネットワークの通信障害、OSや端末の不具合などさまざまな原因が考えられます。その他にもバッテリーの劣化や、OSのアップデートなども原因として考えられるので、ダウンロードが遅いときなかなか原因を特定することができません。。
原因の特定は難しいですが、大切なのはダウンロードが遅い状況を少しでも早く解消することです!次章で紹介する9つの対処法を試して、ダウンロードが遅い状況をすっきり解消してくださいね。
iPhoneアプリのダウンロードが遅いときの9つの対処法!
- 1.iPhoneを再起動する
- 2.機内モードの「オン」と「オフ」を繰り返す
- 3.キャッシュを削除する
- 4.使っていないアプリを終了させる
- 5.App Storeからサインアウトする
- 6.iPhoneの空き容量を確認する
- 7.アプリを削除して再インストールする
- 8.iOSを最新バージョンにアップデートする
- 9.iPhoneを初期化する
iPhoneのダウンロードが遅いときの対処法ですが、手軽に試せる方法も多くあるので、ダウンロードが遅いなと感じたらカンタンにできる対処法から試してみてください。
それでは9つの対処法を具体的にみていきましょう!
対処法①:iPhoneを再起動する
ダウンロードが遅いし、調子が悪い!と感じたときは、まず再起動を試してみましょう。再起動することで、iPhoneのメモリの状態をクリアにすることができます。
「メモリ不足」がダウンロード速度に影響していることも多いので、ダウンロードが遅い状況のときは、再起動を試してみてください。
対処法②:機内モードの「オン」と「オフ」を繰り返す
「設定」から「機内モード」のオン・オフに切り替えてみます。ネットワークを接続しなおすことで、通信エラーが解消されて、ダウンロード速度が速くなることがあります。
機内モードの切り替えで解消されなければ、「Wi-Fi」「モバイルデータ通信」のオン/オフ切り替えも試してみてください。
キャリアの不具合の可能性もあるので、少し時間を置いてから試してみると、ダウンロードができるようになっていることもあります。
対処法③:キャッシュを削除する
キャッシュは、削除しなければどんどん溜まってしまったり、キャッシュに不要ファイルが残っていることで、ダウンロードのエラーがでてしまうことがあります。
ダウンロードが遅いなと感じたり、ダウンロードが途中で失敗してしまったときは、キャッシュの削除を試してみましょう。
対処法④:使っていないアプリを終了させる
ダウンロード速度が遅い原因が、現在一緒に利用しているアプリが影響している可能性もあります。使っていないアプリの終了は、ホームボタンを2回連続で押したあと、アプリを上へスワイプさせれば終了できます。
対処法⑤:App Storeからサインアウトする
App Storeへのログインができていなくて、アプリなどのダウンロードができないこともあるので、そんなときはApp Storeからログアウトして、再度ログインをしてみましょう。
ログインできないときは、Apple IDの認証ができていないことがあるので、再度ログインすることで、Apple IDの認証が問題であれば、ダウンロードができない状況も解消します!
対処法⑥:iPhoneの空き容量を確認する
iPhoneのストレージの容量を定期的に確認してみましょう。空き容量が残り少なければ、動作やダウンロードが遅い原因になっている可能性が高くなります。
残量が残り少なくて、アプリのデータが容量を超えてしまいダウンロードできないこともあるので、空き容量のチェックをしてみてください。
写真やビデオはいつの間にか増えてしまい、容量が少なくなることに気づかない場合が多いので、定期的に空き容量を確認するようにしておくと容量が原因でダウンロードができないこともなくなり安心ですよね。
必要のないデータを削除して、空き容量を増やせば、iPhoneの動作が軽くなり、ダウンロードも速くなります。データを削除するとき、大切なデータは必ずバックアップをとっておきましょう!
対処法⑦:アプリを削除して再インストールする
アプリの更新・ダウンロードが遅い時、アプリを削除して再インストールしてみてください。
アプリのインストール時というよりも、アップデート時にフリーズして進まないといった場合の対処法となりますが、かなり有効な手段です。アプリを一度削除してから再インストールしてみましょう。
なお、アプリによってはアプリ内のデータが削除されてしまうので、バックアップをとってから実行してください!
アプリ内のキャッシュもまとめて削除できるので、本体容量の確保にもなりますよ♪
対処法⑧:iOSを最新バージョンにアップデートする
iOSが古いとダウンロード自体ができないことがあります。定期的にiOSをバージョンアップしていないのであれば、iOSのバージョンを確認して、必要であれば最新バージョンへのアップデートをしましょう。
古いバージョンの不具合なども解消されるので、常に最新のバージョンにアップデートしておくように心がけておくとiOSによるダウンロードの不具合は少なくなり、快適にiPhoneを利用することができます。
対処法⑨:iPhoneを初期化する
iPhoneの初期化は最後の手段です。iPhoneを初期化すれば、工場出荷時のフレッシュな状態に戻すことができます。
初期化を行うときは、必要なデータは必ず事前にバックアップを行いましょう。iCloudやできればPCにもバックアップをしておくと安心です。
大切なデータをなくしてしまわないように、iPhoneの初期化は慎重に行ってくださいね。
以上9つの対処法を紹介しました。ダウンロードが遅いときはぜひ試してみてください!次章ではダウンロードが頻繁に遅くなる状況や、アプリの使用時に応じた対処法も紹介します。
使っているネットが遅いかも?wifiや4GLTEの通信速度について解説!
通信速度 (実測値の目安) |
外でも使える? | |
---|---|---|
3大キャリアの4GLTE (au,docomo,softbank) |
意外と速い 30~150Mbps |
使える |
モバイルWi-Fi | 普通~速い 10~150Mbps |
使える |
光回線 | 速い~超速い! 100~500Mbps |
使えない |
上記で紹介した方法は、iPhone側に問題があるかも?と想定した改善策です。ある程度試してみてまだ遅い場合、回線側に問題がある可能性が高いです。
使っている回線の種類や使用環境によって、通信速度は大きく異なってきます。ここでは各回線の速さの目安を紹介しますので、遅さに悩んでいる方は参考にしてみてください。
1.3大キャリアの4G回線【au,docomo,SoftBank】
通信キャリア | 実行速度 | 通信制限 |
---|---|---|
au | 78Mbps ~ 145Mbps |
契約プランによる |
docomo※ | 145Mbps ~ 283Mbps |
|
SoftBank | 72Mbps ~ 125Mbps |
※docomoの数値は2019年冬から提供される「PREMIUM 4G」のものです。
iPhoneを3大キャリア(au,docomo,SoftBank)で契約している方も多いのではないでしょうか?※2019年10月以降、楽天モバイルもMNOとして提供を開始します。
スマホの4G回線ってあまり速くないイメージがあるかもしれませんが、実は結構速いんです…!↓で紹介しているモバイルWi-Fiよりも速い事が多いので、どうしても急いでいる時は一度Wi-Fiを切ってダウンロードを試してみてください。
ただ、契約プランにもよりますが、通信量に限りがあるのが難点ですね…。また、格安SIM(MVNO)の回線は、3大キャリアと比べるとかなり遅くなってしまいます。
「UQ mobile」や「Y!mobile」は格安SIMの中でも3大キャリアに次ぐ速さなので、速度重視の格安SIMをお探しの方は是非検討してみてください。
2.モバイルWi-Fiの通信速度【どんなときもWiFi・WiMAXなど】
通信速度 | 通信制限 | 実測値 | |
---|---|---|---|
どんなときもWiFi | 最大150Mbps | なし | 10~50 (Mbps) |
WiMAX | 最大867Mbps | 3日で10GB | 10~150 (Mbps) |
「どんなときもWiFi」や「WiMAX」など、持ち運びできるモバイルWi-Fiもおすすめの通信手段です。通信制限がキャリアの4Gよりは緩いので、気軽に使えるというメリットがあります!
通信速度に関しては、場所や使用環境によって左右されてしまいます。「どんなときもWiFi」は3大キャリアの4Gを借り受けて提供しているのですが、4G程の速度は出ないです。実測値は10~50Mbpsぐらいですが、地下や田舎の方でも結構安定しているのがメリットです。
WiMAXの通信速度はどんなときもWiFiよりも速い事が多いのですが、地下で繋がらない事が多いのと、田舎の方は対応していない点がデメリットになります。
格安SIMを使っていたり、通信量を気にせずに使える持ち運びWi-Fiが欲しい方は検討してみてください。当サイトではWi-Fiに関する記事がたくさんあるので、是非参考にしてみてくださいね!
3.光回線の通信速度【NURO光・ソフトバンク光など】
通信速度 | 通信制限 | 速さの評判 | |
---|---|---|---|
NURO光 | 最大2~10Gbps | なし | |
auひかり | 最大1~10Gbps | なし | |
ドコモ光 | 最大1Gbps | なし | |
ソフトバンク光 | 最大1Gbps | なし |
光回線の通信速度は最大1Gbps~10Gbpsで、2019年の現状では最も速い通信手段です。iPhoneの場合でも光回線のWi-Fiを使うのが一番速いのでおすすめです!
ただ、光回線は宅内のみの利用になりますし、新しく契約するとなると工事が必要になります。開通まで時間がかかる(1週間~1ヶ月)のもデメリットですね…。
基本的にどの光回線でもWi-Fi接続できますが、光回線の種類や契約内容によってWi-Fi接続手段が異なります。電話を契約している場合、無線LANが使える機器を一緒にレンタルしている場合が多いです。Wi-Fi接続方法は契約している回線事業者へ問い合わせてみてくださいね。
iPhoneでApple Musicやアプリ内のダウンロードが遅いときの対処法
- Apple Musicが遅いときの対処法
- 写真アプリが遅いときの対処法
- PDFファイルの表示が遅いときの対処法
- iPhoneアップデートが遅いときの対処法
音楽や写真アプリなどを使っていたり、ファイルの表示やアップデートなど、iPhoneを使っているとダウンロードの遅延が起こりやすい状況というのがあります。ダウンロードの遅延が起こりやすい状況と対処法について、解説していくのでぜひ参考にしてください!
1:Apple Musicで音楽・着信音の保存が遅いときの対処法
空き容量をしっかり確保して、ストリーミングでの通信量をコントロールすることが、Apple Musicが遅いときの対処法です!
Apple Musicのダウンロードが遅いときは、ネットの通信制限やiPhoneのストレージ容量が少なくなっているのが原因になっていることが多いです。
移動中や家でくつろいでいるときなど、日常的に音楽を聞いていると、ストリーミングによる通信量が多くなり、知らないうちにキャリアの速度制限にかかっていることがあります。
またストリーミングを減らすためにミュージックへ保存したりしていると、今度はiPhoneのストレージ容量が知らないうちに一杯になってしまうこともあります。
ネットの通信制限にかかってしまうと、追加容量を購入するか、wifi利用時しかApple Musicが利用できなくなってしまうので、日頃の通信量やストレージの残り容量に注意しながら、バランスよくApple Musicを利用してくださいね。
2:写真アプリが遅いときの対処法
写真アプリで写真のダウンロードが遅いときの多くはiPhoneの空き容量が少なくなっていることが原因です。
iPhoneの空き容量が少なくなると、画像を表示するたびに端末内の写真を消して、オリジナルをダウンロードしてくるので、表示するのに時間がかかってしまいまい、ダウンロードが遅く感じます。
対処方法はiPhoneの空き容量の確保になります。不要なアプリを削除したり、写真をiCloudに移したり、iPhoneから削除して空き容量を増やしましょう。
3:PDFファイルの表示が遅いときの対処法
iPhoneのSafariでPDFを読み込むとき、ダウンロードが遅くなることもよくあります。そんなときは「Wifi通信を利用する」「キャッシュの削除」が対処法になります。
Safariでの通信環境の問題でなければ、「履歴とwebサイトデータを消去」を試してみてください。あとブラウザの不要なタブも閉じるようにしましょう。
4:iPhoneアップデートが遅いときの対処法
iOSのアップデートもダウンロードが遅くなることが多く、対処法としては「Wifi通信を利用する」「空き容量の確保」「キャッシュの削除」「少し時間を置く」の4つになります。
新しいiOSの公開直後はたくさんの人がアップデートを行っているので、ダウンロードが遅かったり、失敗することがあります。そんなときは少し時間を空けてから再度アップロードしてみましょう。
あとiOSはデータ容量も少し大きいので、iPhone本体の空き容量もしっかり確保しましょう。
iPhoneのダウンロードについてトラブルなど、よくあるQ&A7選!
iPhoneのダウンロードについて、よくあるトラブル・疑問点などをまとめました。気になる点はチェックしてみてくださいね。
Q1.YouTubeの高画質動画のダウンロードが遅いんだけど…
A.YouTubeのフルHD動画3分で約100MBでした。多少遅いのは仕方ないでしょう。
YouTube Premiumなどでオフライン保存する機会があるかと思いますが、容量が大きいので通信制限のないWi-Fi環境下でのダウンロードがおすすめです。
YouTubeの動画ダウンロード方法を紹介した記事もあるので、こちらも参考にしてみてくださいね。

Q2.iCloudへのアップロードが遅い場合の対処法は?
A.iCloudの容量が足りない可能性もありますが、基本的には回線速度の遅さが問題でしょう。
念のためiCloudの容量をチェックし、問題なければWi-Fiと4Gを切り替えるなど、回線をチェックしてみてください。
Q3.ポケモンGOやマリオカート、LINEのデータダウンロードが遅すぎ…
A.データダウンロードはアプリ本体と比べると容量が多く、遅い事が多いです。
多少遅いのは仕方ないのですが、ダウンロードが遅い時は下記時も参考にしてみてください。回線速度の改善策を記載しているので、早くなる可能性が高いです!

Q4.インストールとダウンロードの違いは?
A.ダウンロードはiPhone上へコピーすること、インストールはアプリを使える状態にする事をいいます。
iPhoneでAppStoreからアプリを入手した際、ダウンロード→インストールと自動で行っています。どんなアプリでもインストールは必須です。
ちょっと難しい話ですが、iPhoneのアプリに関しては、ダウンロードとインストールはほぼ同じ意味と考えて大丈夫です!
Q5.iPhone11など最新機種でダウンロードは早くなる?
A.iPhone11/11Pro/11ProMAXでは、最新のWi-Fi通信規格「Wi-Fi6」に対応しているため、将来的に早くなる可能性は高いです。
iPhone5s以前は古いWi-Fi規格しか搭載しておらず、通信が遅くなってしまいます。iPhone6~Xまでは同じ通信規格「11ac」を搭載しており、そこそこの通信速度です。
iPhone11で搭載されている「Wi-Fi6(11ax)」は最新鋭の通信規格です。ただ、受信には対応しているものの、11axに対応したルーターなどがあまり出回っていないため、2019年時点では速さを体感できるシーンは少ないでしょう。
今後、11ax対応ルーターや5Gなどが普及してくると、差が出てくるかと思われます。
Q6.ブラウザ内でダウンロードしたものの保存先はどうなってる?
A.ファイルの管理はアプリごとに行われるため、アプリ内の設定などから確認できるハズです。
アプリによってはカメラロールに保存する事も可能なので、アプリ側の設定も確認してみてください。
Q7.アプリの読み込みが遅い時の対処法は?
A.読み込みが遅い=通信速度が遅い可能性が高いです。
また、アプリ側で用意しているサーバーが混雑などの影響で重くなっている可能性もあります。時間をあけて試してみるか、別の回線を使用してみてください。
iPhoneのダウンロードが遅いときのまとめ
- ダウンロードが遅い原因を特定するのは難しい
- 再起動やキャッシュクリアなどカンタンにできる方法で解消することも多い
- どうしてもダウンロードスピードが解消できない場合は初期化も検討する
- Musicや写真などのアプリやアップデートなど状況別の対処法も知っておく
iPhoneのダウンロードが遅いときの9つの対処法と原因についてまとめました。
ダウンロードが遅くなる原因を特定するのは難しいですが、対処法を知っておくことで、すぐにダウンロード速度を改善し、iPhoneを快適に利用することができます。
iPhoneのダウンロードが遅いときは、この記事で紹介した9つの対処法をぜひ試してみてくださいね!