
海外に行く際に、レンタルWi-Fi選びで迷っていませんか?
海外用のレンタルWi-Fiは様々なサービスがあり、料金・容量・対応国・サポートなど色々な面で異なるため、初見で良いサービスを選ぶのはかなり難しいです。
この記事では「海外レンタルWi-Fiをどのように選べば良いか」「そもそも海外Wi-Fi以外の選択肢はないのか」、「おすすめの海外Wi-Fiレンタルはどれなのか」などを徹底的に掘り下げて解説します。
この記事が、海外に行く前のレンタルWi-Fi選びに少しでも参考になれば嬉しいです。
海外旅行に海外用レンタルWi-Fiルーターが不要な人・必要な人
まず最初に、そもそも海外Wi-Fiルーターのレンタルが必要なのかを解説します。
au・ドコモ・ソフトバンクなどの3大キャリアには海外通信プランがあり、これらを使うことで一応は通信することができます。このあたりのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
その前にau・ドコモ・ソフトバンクの海外用プランを申し込めば海外レンタルWi-Fiは不要の場合もあることを知ろう!
プラン名 | 対応国 | 料金 | |
au | 世界データ定額 | 150ヶ国 | 980円 |
海外ダブル定額 | 上記150ヶ国以外 | 24.4MBまで:1,980円 それ以降:2,980円 | |
ドコモ | パケットパック 海外オプション | 205ヶ国 | 980円 |
海外パケ・ホーダイ | 上記205ヶ国以外 | 24.4MBまで:1,980円 それ以降:2,980円 | |
ソフトバンク | 海外パケットし放題 | 160ヶ国 | 25MBまで:1,980円 それ以降:2,980円 |
アメリカ放題 | アメリカの一部 | 無料 |
au・ドコモ・ソフトバンクの海外プランについて上記の表にまとめました。
まず、ソフトバンクの場合に限り、アメリカ本土とハワイなどで使える「アメリカ放題」というサービスがあります。(※グアム・サイパンなどは使えません。)
これは、ソフトバンクに契約して海外対応のスマホ(iPhoneなど)を持っていれば、日本のプランをそのままアメリカでも使えるというものです。容量は日本でのプランから差し引かれます。
それに対して、au・ドコモで海外プランを使おうとすると、プラン使用料金だけで980円 or 2,980円かかり、さらに容量は日本でのプランから差し引かれるため非常に高額になります。
また、各プランで「25MBまで1,980円」と記載がありますが、25MBはInstagramに画像を1回投稿するだけでオーバーしてしまうため、基本は2,980円かかると考えた方が良いです。
さらに注意点として、各プランでは「パケットし放題」などの名前がついていますが、日本で契約しているプランの容量から差し引かれます。例えば、5GBプランであれば海外で使った分をそこから差し引くため、海外で1GB使うと日本で使う残り容量は4GBになります。
参考:(au)海外・国際サービス、(ソフトバンク)海外で使う、(ドコモ)海外でつかう
海外Wi-Fiルーターが不要な人
- ソフトバンクのスマホを持っていてアメリカ本土orハワイに行く人
上記の表から結論をまとめると、ソフトバンクのスマホを持っていてアメリカやハワイに行く場合のみ、無料で海外プランが使えるためレンタルモバイルルーターは必要ないです。
それ以外の場合だと非常に海外プランは高額になり損をしてしまうので、ソフトバンクのスマホを持っていてアメリカ本土orハワイに行くのでなければ、レンタルWi-Fiは必須です。
海外Wi-Fiルーターが必要な人
- グループで海外に行く人
- 現地の言葉に自信が無い人
- 現地で地図を見たい人
- 仕事で通信する必要がある人
- 現地でおいしいお店を探したい人
海外でWi-Fiルーターが必要な人を上記にまとめました。
Wi-Fiルーターは、1台につき5~10人分のスマホなどを同時接続できるため、グループで旅行するのであれば割り勘で使えばかなり安く使うことができます。
また、海外ではWi-Fiルーターがないと無料Wi-Fiスポットを探さないとネットに繋ぐことができないため、GoogleMAPを見たり、現地のおいしいお店を探したりするのであればWi-Fiルーターは持っていたほうが便利です。
これらを総合して考えると、基本的には、海外に行く場合は仕事でも旅行でもWi-Fiルーターは必須といえます。
海外用レンタルWi-Fiルーターを選ぶ3つのポイント!
ここからは、海外用のレンタルWi-Fiを選ぶ3つのポイントについて解説していきます。
選び方を間違えると料金面やサポート面でも失敗してしまう可能性があるため、ぜひ参考にしてみて下さい。
1.渡航先に合わせた海外用レンタルWi-Fiルーターを選ぼう
※clickできます 渡航先 | 備考 |
韓国 | 比較的安い料金のレンタルWi-Fiが多い |
タイ | タイ公共の「free public wi-fi」は速度遅め |
台湾(台北) | 公式Wi-Fiの「Taipei Free」は事前登録が必要 |
シンガポール | 政府公式の「Wirekess@SG」はシンガポールSIMが必要 |
中国 | 通信規制が厳しいためVPNは必須 |
グアム | シャトルバス運行を把握するためにWi-Fiルーター必須 |
アメリカ | ニューヨーク・ロス以外はWi-Fi完備されていない |
オーストラリア | ADSL回線が主流でネット環境は発展していない |
ベトナム | ゲストハウスや通常ホテルのWi-Fiは速度遅め |
ハワイ | ホノルル空港は有料Wi-Fiのみ&現地レンタルはコスパ悪 |
オランダ | バスの社内でもFreewifiは飛んでいる |
ロサンゼルス | 無料Wi-Fiスポットは多い |
カナダ | バンクーバーでは市が提供している「#VanWiFi」が600以上 |
イタリア | ローマやミラノなどでは行政がWi-Fiサービスを提供 |
イギリス | 街中でもFree Wi-Fiスポットが多い |
オーストリア(欧州) | 無料Wi-Fiが整っているが高級ホテルは有料の場合が多い |
スイス | 無料Wi-Fi利用にはスイスでの電話番号が必要 |
スペイン | 市(行政)が提供する「Barcelona WiFi」は590スポット |
チェコ共和国 | トラムの車内でもWi-Fiが利用できる |
デンマーク | コペンハーゲン空港ではメールアドレス入力でWi-Fi利用可 |
ドイツ | 著作権法が厳しいため無料Wi-Fiは少ない |
ニュージーランド | 無料Wi-Fiスポットは多いが通信速度は遅い |
フィンランド | ヘルシンキ空港ではWi-Fiを何時間使っても無料 |
フランス | パリはWi-Fi天国と言われているほど無料Wi-Fiスポットが多い |
ベルギー | 無料Wi-Fiは近隣のヨーロッパと比べるとかなり限られている |
ポーランド | ワルシャワ中央駅は24時間開いている無料Wi-Fiスポット |
ポルトガル | ホテルでもWi-Fiが使えないケースあり |
メキシコ | 無料Wi-Fiには比較的使がりやすい環境 |
香港 | 香港政府提供の無料Wi-Fiが利用可 |
マカオ | マカオ政府提供の無料Wi-Fiが利用可 |
カンボジア | 停電が頻繁にあるのでWi-Fiが使えなくなることが多い |
インド | 空港でのWi-Fi利用方法が少し複雑 |
アラブ首長国連邦 | Wi-Fiの有料化で無料Wi-Fiスポットが減少している |
スリランカ | 無料Wi-Fiスポットが少なく回線も遅い |
海外に行く際に、特にWi-Fiがレンタルされている34ヶ国について上記の表にまとめました。
韓国・台湾は他の国に比べて料金が安くなる傾向にあり、レンタルしやすいのが特徴です。
特筆すべきは中国で、中国国内では政府による通信規制が厳しいためLINEやGoogle MAPなどのアプリが使えません。そのため、中国では通信規制の影響を受けない「VPN」というオプションがついたレンタルWi-Fiを借りることをおすすめします。
その他の国についても、上記の表の各記事で詳しくまとめています。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
2.海外Wi-Fiは空港で当日レンタルもできますが割高です!
※clickできます 空港 | 備考 |
成田空港 | 受け取り可能な場所が多く、カウンターによっても営業時間が異なる |
羽田空港 | ロッカーなら午前5時半から受け取り可能 |
関西国際空港 | カウンターによってそれぞれ営業時間が異なる |
中部国際空港 | カウンターによってそれぞれ営業時間が異なる |
福岡空港 | 申込み30分後にすぐ受け取れるサービスあり |
那覇空港 | 受け取り・返却カウンターの営業時間は7時半~21時 |
新千歳空港 | 受け取り・返却カウンターの営業時間は7時半~20時 |
仙台空港 | 受け取り・返却カウンターの営業時間は6時半~20時半 |
鹿児島空港 | ロッカーなら6時20分から受け取り可能 |
海外Wi-Fiは空港で当日レンタルもできるため、主要空港でのレンタルについて上記にまとめました。
注意して頂きたいのは、海外Wi-Fiルーターは事前申し込みによって割引などがあるため、当日申し込みでは損をする可能性が高いということです。
また、Wi-Fiルーターの当日レンタルは「在庫限り」となってしまいます。最悪は借りられないというケースもありますので、できる限り当日レンタルではなく、事前に申し込んでおくことをおすすめします。
下記の記事では、「当日空港でレンタルできるおすすめのWi-Fi」についてまとめていますので「事前申し込みが間に合わない…」という方はチェックしてみてください。

3.これから海外旅行しようと考えている方は総合的に判断して選ぼう!

「渡航先に合わせて選ぶ」と「当日レンタルも可能だが高額」ということも踏まえると、おすすめなのは「容量」「対応国」「料金」の3つを総合して判断することです。
海外Wi-Fiルーターのレンタルは、業者によって料金や対応国などが大幅に異なります。
また、ちゃんとした業者であれば渡航先でのサポートもLINEや電話やメールなどで24時間受け付けてくれますが、個人事業のような規模の小さい会社ですとサポート体制が薄いため安心感にも欠けてしまいます。
下記では、人気のある海外Wi-Fiサービス17社を「対応国」「容量」「料金」「安心度」で格付けしています。どのサービスを選べば良いか詳しく解説しているので、参考にして頂ければ幸いです。
【無制限プランあり】海外用レンタルWi-Fiルーター17社を徹底比較!
※clickできます サービス | 対応国 | 容量/日 | 料金/日 | 安心度 |
グローバルWi-Fi | 236ヶ国 | 300MB ~無制限 | 3G: 670~770円 4G: 570~1,470円 | ![]() |
イモトのWiFi | 200ヶ国以上 | 500MB ~無制限 | 3G: 540~1,260円 4G: 540~1,580円 | ![]() |
Wi-Ho! (ワイホー) | 200ヶ国以上 | 500MB ~無制限 | 4G: 980~1,880円 3G: 1,380円~ | ![]() |
JAPAEMO (ジャパエモ) | 208ヶ国 | 150MB~500MB | 4G: 430円~ 3G: 290円~ | ![]() |
Fast-fi (ファストファイ) | 100ヶ国以上 | 350MB ~1GB | 4G: 410~1,580円 | ![]() |
グローバルモバイル | 40ヶ国以上 | 500MB ~無制限 | 4G: 690~880円 | ![]() |
エクスモバイル | 170ヶ国以上 | 200MB ~500MB | 4G: 550~1,250円 | ![]() |
フォートラベル | 200ヶ国以上 | 250MB ~1GB | 3G: 870~970円 4G: 970~1,670円 | ![]() |
jetfi (ジェットファイ) | 100ヶ国以上 | 350MB ~1GB | 4G: 680~1,580円 | ![]() |
Lucky wifi (ラッキーワWi-Fi) | 4ヶ国 | 1GB ~無制限 | 4G: 550~800円 | ![]() |
JAL ABC (ジャルエービーシー) | 170ヶ国以上 | 無制限 | 3G: 1,150円 4G: 1,250円 | ![]() |
SAKURAモバイル | 10ヶ国以上 | 無制限 | 4G: 680円~ | ![]() |
テレコムWi-Fi | 30ヶ国以上 | 500MB~無制限 | 4G: 1,000円~1,800円 | ![]() |
iVideo | 100ヶ国位上 | 500MB~無制限 | 4G: 800円~1,230円 | ![]() |
スクランブル X | 49ヶ国以上 | 500MB~ | 4G: 380円~ | ![]() |
PUPURU | 100ヶ国以上 | 500MB | 4G: 800円 | ![]() |
88mobile | 20ヶ国以上 | 300MB~1GB | 4G: 1,680円~4,650円 | ![]() |
人気の高い海外Wi-Fiレンタルサービス17社を、「対応国」「容量」「料金」「安心度」の4つで比較しました。
「安心度」に関しては、特にサポート体制の充実度をベースにして格付けしています。
例えば、グローバルWi-Fiは渡航先からでも電話・LINE・メールで24時間365日サポートしてくれたり、現地にサポートスタッフがいる国も多数あります。そのため、何か困ったことがあっても丁寧に対応してくれて安心感が高いですし、実際の口コミも良いです。
それに対して、JAL ABCはサポート窓口がなく、渡航先で何かあっても連絡することができないため安心度は低いと評価しています。
下記では、それぞれのサービスについてさらに詳しく考察し、どのサービスが良いのかをランキングにしました。ぜひ参考にしてみて下さい。
【2021年2月】海外用レンタルWi-Fiルーターのおすすめ人気ランキングTOP10!
ここからは、海外用レンタルWi-Fiルーターの人気17社の中から、どのサービスがおすすめなのかをランク付けして解説しています。
「Wi-Fiサービスいっぱいありすぎてどれが良いか分からないな・・・」と感じている方の参考になれば幸いです。
1位:グローバルWi-Fi

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
【3Gプラン】
| |
対応国 | 200ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 現地の人と同等の回線で安定 / 東証一部上場企業 / 世界200ヶ国以上で使える / 4G -LTEが豊富 / 空港受け取り箇所が最多 / 世界30以上の通信会社と提携し高品質 / 知名度が高く安心 / 充電器が無料で貸出 / 補填オプション200~500円 / メール・電話・LINEなどでサポートあり |
グローバルWi-Fiは、非常に知名度が高く口コミも良いサービスで、料金が比較的安い上にサポートが充実しています。
現地の人と同じ回線を使うことができるため通信も安定しており、速度も速いためストレスを感じずに海外を楽しむことができます。
また、サポートは24時間365日対応しており、電話・メール・LINEなどで海外の困ったことの相談をすることが可能です。現地スタッフによる現地対応も行っているため安心感が高いです。
ちなみに、海外Wi-Fiレンタルサービスは個人経営のような小さい会社もいくつか存在していますが、グローバルWi-Fiは東証一部上場企業のためトラブルが起きにくく安心できます。
初めての海外でもサポートが充実していて失敗せずに使うことができるため、海外レンタルWi-Fiサービスの中ではこちらのグローバルWi-Fiを選ぶと間違いないですよ。
- 新潟空港
- 小松空港
- 伊丹空港
- 関西国際空港 第1ターミナル
- 関西国際空港 第2ターミナル
- 福岡空港
- 宮崎空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
- 旭川空港
- 新千歳空港
- 仙台空港
- 成田国際空港第1ターミナル
- 成田国際空港第2ターミナル
- 羽田空港国際線ターミナル
- 静岡空港
- 中部国際空港(セントレア)
- 北九州空港
- 大分空港
- 鹿児島空港
- 渋谷ちかみち
2位:イモトのWiFi

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
【3Gプラン】
| |
対応国 | 200ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 7箇所で受取可能 / 予備バッテリー250円 / 当日申し込み可/ 補填オプション300円 / 4Gと3G回線あり / 知名度が高い / 世界周遊プランあり / 早期割引あり / 25歳以下学割あり / 30日パックで最大40%オフ |
イモトのWi-Fiは、イモトアヤコさんが広告塔になっているWi-Fiサービスです。
数あるWi-Fiサービスの中でも知名度が高く、安心して使えるのが特徴です。
4Gプランと3Gプランで料金が明確に分かれており、4Gプランでも国によっては非常に安い料金で利用できるのもポイントです。
また、30日前から60日前に申し込むと「早割」として最大20%オフになったり、長期渡航の場合は30日パックでレンタルすると最大40%オフになったりと、お得なキャンペーン割引も多いです。
対応国こそ50ヶ国と少なめですが、国内7箇所の空港で受け取りが可能で、24時間返却ボックスもあるためレンタルするのに手間がかからずスムーズです。
対応国の50ヶ国(例:グアム・ハワイ・韓国・アメリカなど)に行く際には非常におすすめできるWi-Fiルーターです。
- 新千歳空港
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 中部国際空港セントレア
- 関西国際空港
- 関西国際空港 (空港ロッカー受取)
- 福岡空港
\9月5日~3月31日の期間限定で50%0FFキャンペーン実施中!/
3位:Wi-Ho!(ワイホー)

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
【3Gプラン】
| |
対応国 | 200ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 4プランから選択可 / 4G回線がメイン /6空港で受取可能 / 補填オプション200円 / 予備バッテリー200円 /最短前日の正午まで受付 / モバイルバッテリー貸出あり / 世界周遊プランあり / 無制限プラン18ヶ国にあり / 電話サポートあり |
Wi-Ho!(ワイホー)は、無制限プランがあるレンタルWi-Fiサービスです。
無制限プランは容量に上限がないため、海外でも動画をみたりビデオ通話などを行うことが可能です。しかし、どうしても1日あたりの料金は高額になってしまいます。
無制限プランが使える国はハワイ・アメリカ・カナダなどの18ヶ国で、様々な国に渡航する方には世界周遊プランでの容量無制限もあります。
空港で受け取る場合はもちろん送料がかかりませんが、郵送の場合でも3,000円以上の利用であれば送料無料で届けてもらえます。
サポートは電話のみになってしまいますが、24時間対応のため安心感があります。「無制限プランを使いたいけど、怪しいWi-Fiは嫌だな・・・」と感じる方におすすめのサービスです。
- 成田空港
- 羽田空港
- 新千歳空港
- 中部空港
- 関西国際空港
- 福岡空港
4位:JAPAEMO(ジャパエモ)

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
【3Gプラン】
| |
対応国 | 208ヶ国 |
評価 | ![]() |
備考 | 料金が安い / 容量追加チャージ可能 / 端末がコンパクト / 宅配便と空港で受取返却可能 / モバイルバッテリーレンタルあり / 安心補償あり |
ジャパエモは、レンタル料金が比較的安い海外レンタルwifiです。
国によって料金は大きく異なるのですが、500MBで最安で430円からレンタルが可能です。レンタル端末はHuaweiのE5577という端末がメインになるのですが、こちらはサイズが小さく持ち運びがしやすいです。
また、モバイルバッテリーが500円でレンタルできるため、スマホの電池切れも気にせずに利用できます。
容量が最大でも500MBまでしかないのはネックなのですが、サポートも比較的しっかりしているため使いやすいです。容量をあまり使わない方にはおすすめの海外wifiです。
- 成田空港
- 羽田空港
- 中部空港
- 関西国際空港
- 伊丹空港
5位:Fast-fi(ファストファイ)

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
対応国 | 100ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 補償パック300円~ / 宅配便受取600円~ / 空港受取無料 / 延滞料2,000円/日 / 受取空港3箇所のみ / ヨーロッパ・アジア・世界周遊プランあり |
ファストファイは、株式会社欧州エキスプレスが運営するレンタルWi-Fiサービスです。
比較的料金が安いのが魅力ですが、受取空港が3箇所しかないのがネックになります。
注意点としては、海外で充電する際に電源プラグが必要となりますが、こちらのレンタルには1日50円かかる上、補償パックに入っていても紛失時には3,000円がかかります。
また、サポートが日本時間で10~19時しか受け付けていないため、サポート体制としては弱いです。渡航先でトラブルがあった際も、上記時間以外は対応してもらえないため安心感に若干の心配ありです。
- 成田空港
- 羽田空港
- 関西空港
6位:グローバルモバイル

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
対応国 | 40ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 通信容量無制限あり / 連続通信時間4時間~ / 受取空港4箇所 / 補填オプション200円 / バッテリー100円 / 前日17時まで申込 / ポケトーク貸出あり / 沖縄県へ配送不可 / 早割10%オフ |
グローバルモバイルは、40ヶ国以上で対応しているWi-Fiサービスです。
容量無制限プランが多くあるのが特徴で、料金も比較的安いです。
注意して頂きたいのは、機器によっては連続通信時間が4時間や8時間と短いものがあることです。容量無制限であればずっと繋ぎっぱなしで使えるように見えますが、連続通信時間を超えての接続はできないため知っておいて下さい。
また、予備バッテリーが100円/日で借りれたり、翻訳機の「ポケトーク」を1日580円で借りれたりといったオプションサービスがあります。
24時間電話サポートなどのサポート体制がないため、安心感は若干劣ってしまいます。しかし、安い料金で容量無制限プランが使えるのは魅力的なので、サポートがなくても安ければ構わないという方にはおすすめのWi-Fiサービスです。
- 成田空港
- 羽田空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
7位:エクスモバイル

料金(1日あたり) | 【4G・3G・2Gプラン】
|
対応国 | 170ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 7空港で受取可能 / 連続通信時間6時間~ / 最大500MB / プラン3つあり / 4G・3G・2Gあり / 最大100Mbps / 連続待受時間120時間 |
エクスモバイルは、200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べるWi-Fiサービスです。
通信の品質が高く安定しているのが特徴ですが、最も容量が多いプランでも500MBになってしまうため、ビデオ通話などを行いたい方や動画を見たい方には向きません。
空港カウンターで受け取ることも可能ですし、郵送であれば送料無料で配達してくれます。
費用面としては、200MBのプランでは料金が高めになるため、もし選ぶのであればコストパフォーマンスの良い500MBのプランをおすすめします。
- 成田空港 第一ターミナル
- 成田空港 第二ターミナル
- 羽田空港(国際線)
- 関西国際空港
- 中部国際空港(セントレア)
- 福岡空港(国際線)
- 新千歳空港(国際線)
8位:フォートラベル

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
【3Gプラン】
| |
対応国 | 200ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | ポケトーク貸出あり / ノイズキャンセリングイヤホン貸出あり / 250MB・500MB・1GBから選べる / 4G・3Gプランあり / 受取手数料500円 / 宅配料金500円 / 補償1日あたり500円~700円 / 受け取り空港が多い |
フォートラベルは、250MB・500MB・1GBの3つのプランから選べるWi-Fiサービスです。
料金は若干高めで、さらに空港での受取には手数料500円がかかったり、郵送の場合にも送料500円がかかってしまいます。
オプションの貸出品が豊富なのが特徴ですが、ポケトークが1日800円など、料金としては非常に高めです。
また、機器を壊してしまった場合の補償オプションも1日あたり500円または700円と比較的高額なため、コストパフォーマンスはあまり良くないのが現状です。
受け取り空港は多いですが、他にも受け取り空港が多いサービスはあるため今ひとつ決め手に欠けてしまうのが正直なところです。
- 旭川空港
- 新千歳空港
- 仙台空港
- 羽田空港
- 成田空港
- 静岡空港
- 中部国際空港
- 新潟空港
- 小松空港
- 福岡空港
- 宮崎空港
- 那覇空港
9位:jetfi(ジェットファイ)

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
対応国 | 100ヶ国以上 |
評価 | ![]() |
備考 | 端末選択不可 / 機内持ち込み必須 / 3つのプランから選べる / 宅配便受取料1,250円 / 空港受取650円 |
jetfiは、株式会社 MAYA SYSTEMという会社が運営するレンタルWi-Fiです。
中国や台湾など、一部の国では無制限プランがありますが、対応国は少なめです。
また、手数料が非常に高価なのがデメリットで、宅配便で郵送してもらうと1,250円、空港受取だと650円と非常にコストがかかります。
問い合わせ窓口がナビダイヤルという有料電話になり、スマホのかけ放題プランでもこちらが通話料をプラスして払わなければいけないためサポート体制は良いとは言えません。
また、1つ気になったのは、ページの分かりづらい部分に
※ACアダプタと電源プラグを端末ケースに入れて返送いただくことにより、端末の液晶画面が破損する事故が多発しております。液晶画面が破損した場合、お客様の故意、過失に係わらず弁済頂きます。
と記載があったことで、こちらは弁済金が4万円と高額なため注意が必要です。
- 成田空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 新千歳空港
- 秋田空港
- 中部空港
- 広島空港
- 松山空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
10位:Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)

料金(1日あたり) | 【4Gプラン】
|
対応国 | 4ヶ国 |
評価 | ![]() |
備考 | 中国・韓国・台湾・香港のみ対応 / 往復送料1,100円以上必須 / 無制限プランあり / あんしん補償パック400円 |
ラッキーWi-Fiは、中国・韓国・台湾・香港の4ヶ国のみ対応しているWi-Fiレンタルサービスです。
料金は安めで、韓国と台湾は550円で容量無制限プランが使えます。
注意点としては、空港受取は「空港郵便局」での受取になり、自宅受取でも空港受取でも送料が必ず往復で1,100円以上かかってしまいます。
つまり、Wi-Fiルーター自体のレンタル料金は安いですが、総合料金で見るとコスパが非常に良いというわけではないため知っておいて下さい。
また、あんしん補償パックに入っていない場合、ルーターが壊れてしまうと3万円の弁償金が発生してしまいます。可能であれば補償パックに加入することをおすすめします。
- 成田空港
- 羽田空港
- 中部空港
- 関西国際空港
- 伊丹空港
- 新千歳空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
海外用レンタルWi-Fiルーターなら対応国も豊富なグローバルWi-Fiが断然おすすめ!【2021年2月現在】

- サポート体制が最も充実していて安心感が高い
- 現地住人と同じ回線で通信の品質が良い
- 料金が比較的安い
ここまで人気の高いレンタルWi-Fiサービス15社を比較してきましたが、2021年2月現在で最もおすすめできるのはグローバルWi-Fiです。
電話・メール・LINEで24時間365日サポートしてくれるため安心感が高いですし、回線も現地住人と同じものになるため通信が安定していて使いやすいです。
また、料金も比較的安いため、旅行のコストを抑えることができます。
海外に行くのにどのレンタルWi-Fiルーターを選べば良いか迷ったら、グローバルWi-Fiがコストパフォーマンスが良くおすすめですよ。
時期によってはセールで利用料金がさらに安くなることもあるので、気になる方はチェックしてみて下さい。
【機内モード必須】海外でのWi-FIや海外用レンタルWi-Fiルーターの使い方からiPhone・Androidの設定方法まで解説!

海外でのレンタルWi-Fiの使い方が分かりません。
空港などで受取後、初期設定みたいなものをすれば海外でwi-fiスポットなどを探さなくても日本でスマホを使っているのと同じように使えるのでしょうか?
ヤフー知恵袋などを見ていると、上記のような質問が多くありましたのでここで解説しておきます。
質問の答えとしては「空港で受取後、設定すれば日本でスマホを使うのと同じように海外でも使える」となりますが、注意して頂きたいのはスマホの設定方法です。
海外でWi-Fiを使う際に設定を間違えると、日本で使っているauなどの回線を使うことになり、高額な請求に繋がってしまう場合があります。
重要なポイントは「ローミング設定をオフにする」「機内モードにする」ことですが、iphoneとAndroidによって設定方法が異なるため初めて設定する方は分かりづらい部分があると思います。
そこで、下記の記事ではiPhoneとAndroidそれぞれの場合で、どのように設定をしたら良いか写真付きで詳しく解説しています。
初めて海外でWi-FiやレンタルWi-Fiルーターを使う方の参考になると思いますので、ぜひ海外に行く前に確認してみて下さい。

海外用レンタルWi-Fiルーターを借りる前によくあるQ&A9選!
番号 | ※clickできます 質問 |
1 | 2人でレンタルするのに250MBで足りる? |
2 | レンタルWi-Fiがあれば電話できますか? |
3 | 3Gと4Gどちらが良いですか? |
4 | レンタルWi-FiとSIMフリー端末どちらが良い? |
5 | レンタルWi-Fiは何日前に申し込むのがベスト? |
6 | WiMAXは海外で使える? |
7 | auのスマホは海外で使えますか? |
8 | ソフトバンクのスマホは海外で使えますか? |
9 | ドコモのスマホは海外で使えますか? |
ここでは、知恵袋などで多く質問されている、海外用レンタルWi-Fiの疑問について回答しています。
海外に行く前の参考になれば幸いです。
1.海外用レンタルWi-Fiルーターを2人で1台使う場合の通信容量は1日250MBで足りますか?目安はどれくらいですか?
海外でWi-Fiルーターを2人で使う場合、恐らく250MBでは足りない可能性が高いです。
というのも、250MBでできることは、Google MAPを見るのであれば67回程度、youtubeは15分見れる程度の容量です。
LINE通話であれば10時間できますが、他にもお店を検索したり道を調べたりと色々使うと思いますので、2人であれば最低でも500MB以上のレンタルをおすすめします。
下記の記事では、「Wi-Fiデータ通信量の目安」や「容量超過を回避する方法」についてまとめています。

2.海外用レンタルWi-Fiルーターがあれば海外で電話できますか?
はい、海外用レンタルWi-Fiルーターを持っていれば海外で電話は可能です。
注意して頂きたいのは、スマホの電話アプリを直接使えるわけではなく、「Facetime」や「LINE通話」など、電話回線ではなくインターネット回線を使って通話するものしか使えないということです。
ちなみに、通話時間の目安は、1時間で25MBほどを消費する場合が多いです。
3.海外用レンタルWi-Fiルーターは3Gと4Gどちらが良いですか?
料金との兼ね合いもありますが、ストレスなく快適に利用するのであれば4Gがおすすめです。
4G回線と3G回線では、それぞれ速度が150Mbpsと14.4Mbpsと10倍ほど差があるため、体感速度でもかなり違いを感じます。
途切れずに電話をしたり道を調べたりしたいのであれば、4G回線の方が快適ですよ。
4.海外用レンタルWi-FiルーターとSIMフリー端末を購入するのはどちらがお得ですか?
年に十数回ほど海外に行くのであればSIMフリー端末もおすすめですが、年に数回程度の海外であればレンタルWi-Fiがお得です。
というのも、SIMフリー端末は高額なものが多く、例えばiPhoneXでは109,944円です。
海外SIMは料金が安く使えるものもあるため、この金額を考えても長い目で見ればお得になる可能性もありますが、海外SIMは現地で英語などで契約する必要があるため若干ハードルが高いです。
そのため、手軽さを考えると、レンタルWi-Fiのほうが使いやすくおすすめです。
5.海外用レンタルWi-Fiルーターは旅行の何日くらい前に申し込むのがベストですか?
海外用のレンタルWi-Fiルーターは、業者によって早期割引が実施されている場合があります。
そのため、おすすめなのは旅行の日程が決まったらなるべく早めに予約してしまうことです。これにより、20%~30%安くレンタルWi-Fiが使える場合も出てきます。
また、優良業者であれば出発の数日前まではキャンセル無料が多いです。例えば「グローバルWi-Fi」は、出発の4日前までは無料でキャンセルすることが可能です。
ちなみに、深夜便で出発する場合の申込日に関してですが、一般的には日付通りに記入します。例えば「1月19日午前0時2分発」だとしたら「1月19日」として申し込みます。
6.WiMAXを持っているのですが海外に持っていけば使えますか?
WiMAXは残念ながら海外では使用することができません。
SIMカードが挿入できるため、海外SIMを挿せば使えると考える方もいるようですが、WiMAXの公式サイトで明確に「できない」と回答があります。
WiMAXの海外使用については、下記の記事でも詳しくまとめています。

7.auのスマホを使っていますが、海外で使えますか?
auのスマホは海外で使用可能です。
auを海外でwifiとして使う設定方法などは下記の記事で詳しく解説しています。

8.ソフトバンクのスマホを使っていますが、海外で使えますか?
ソフトバンクのスマホは海外で使用可能です。
ソフトバンクを海外wifiとして使う方法や、「海外パケットし放題」とレンタルWi-Fiのどちらがお得なのかについて、下記の記事で詳しくまとめています。

9.ドコモのスマホを使っていますが、海外で使えますか?
ドコモのスマホは海外で使用可能です。
ドコモの海外wifiとしての利用方法や、ドコモの「海外1dayパケ」というプランとレンタルWi-Fiのどちらがお得なのか、下記の記事で詳しく解説しています。

海外レンタルWi-Fiについてまとめ
- 海外Wi-Fiレンタルが不要な場合は、ソフトバンク持ちでアメリカorハワイに行く場合のみ
- 基本的には海外にレンタルWi-Fiは必須
- 容量や料金やサポートなど、総合的に判断して選ぶのがおすすめ
- グローバルWi-Fiはコスパとサポートに優れていて安心感がありおすすめ
- 海外でスマホ設定を間違えると高額請求に繋がるため、機内モードなど必ず実施する
海外レンタルWi-Fiルーターについてまとめると上記のようになります。
レンタルWi-Fiを適当に選んでしまうと、料金が高めだったり、サポート体制が悪かったりと損をする可能性も出てきます。そのため、実際に使った口コミも参考にしながら選ぶと失敗せずに使うことができます。
また、海外に行くのであればソフトバンクでアメリカorハワイに行く場合を除いてWi-Fiルーターはあった方が便利で楽しめます。1日1,000円前後で渡航の質がグレードアップするため、投資としては非常に良いものになりますよ。
この記事が少しでも海外Wi-Fiルーター選びの参考になれば幸いです、ここまでお読み頂きありがとうございます。
また、当サイト「なるほどWi-Fi」では、海外のWi-Fiに関する記事を多数掲載しています。ここから下に行くとそれぞれの記事に飛べますので、よろしければ海外に行く前の参考にして頂ければ幸いです。