インターネット事情

IP電話とは?仕組みや固定電話との違い・メリットデメリットを解説

編集部ダイゴ
編集部ダイゴ
「IP電話って何?」「IP電話の方がお得と言われたけど変えた方が良いの?」など、IP電話について気になって調べている人は多いとおもいます。

私も、光回線の契約の際にIP電話を進められてそのまま契約したことがあります。結局得をしていたので良いのですが、知識も無く進められるままに契約するのは良くないですよね…汗

そこで今回の記事では、IP電話とは何なのか?やIP電話がおすすめできる人・できない人などに関して紹介していきます。

最後まで読んでいただければIP電話とは何なのか?契約するべきなのか?について理解出来ます。是非最後まで読んで判断の材料にしてください。

IP電話とは?通話料が安くなるの?

?をおでこに張った男性の画像
IP電話とは、インターネット通信を行うための言語であるIP(インターネットプロトコル)を拡張したVoIP(Voive over Internet Protcol)を利用した電話のことです。

IP電話は従来の電話回線と違って、NTTの交換局を通らずにインターネット回線だけで電話をすることができます。そのため、通話料が非常に安い特徴があるんです…!

最近CMなどで耳にすることが多い「ひかり電話」もIP電話の一種です。一般に、光回線を利用したIP電話を「ひかり電話」それ以外の回線を使ったIP電話を「IP電話」と呼ぶことが多いです。

インターネット網が発達した現代では、従来通りのアナログ電話を利用するメリットが少なくなっています。そのため、今後はIP電話が主流になっていく可能性が高いです。

IP電話の仕組みをサクッと解説!

解説する男性の画像
このパートでは、IP電話の仕組みをサクッと解説していきます!

アナログ電話と比較しながら説明するので「アナログ電話の仕組み」「IP電話の仕組み」の順番に解説していきますね!

図入りでなるべく誰でも理解できるように解説していくので是非参考にしてくださいね♪

アナログ電話の仕組み

アナログ電話の仕組み

出典:BIGLOBE公式HP

アナログ電話は、電話の受話器から入力された音声信号(声)を電気信号に変換した後に電話回線を伝って相手の電話機に送ることで通話を実現しています。

電話回線は、全国各地の地下や電信柱に蜘蛛の巣状に張り巡らされています。蜘蛛の巣状に張り巡らされた電話回線の節には「交換局」があります。

受話器をとって電話をかけると、声に対応した電気信号が生み出されて電話回線に流されます。流された電気信号は、まず最寄りの交換局にたどり着きます。

次に、交換局にある交換機が電気信号に含まれる電話番号のデーターを読み取って、電話の宛先の住所に最も速くたどり着ける電話回線に電気信号を流します。

その後、いくつかの交換局を介して電気信号が宛先の住所の電話機に辿り尽きます。そして、電話機が電気信号を音声信号(音)に変換することで遠く離れた相手とでも電話口で喋ることができます。

アナログ電話は距離が遠い相手に電話をかけるほど通話料金が高くなりますよね?<通話料金は、途中で通過する交換局の数で決まっているので距離が遠い相手ほど多くの交換局を介することになり、結果通話料金が高くなるんです…!

IP電話の仕組み

IP電話の仕組み

出典:BIGLOBE公式HP

IP電話は、電話の受話器から入力された音声信号(声)を電気信号 or 光信号に変換した後にインターネット網を伝って相手の電話機に送ることで通話を実現しています。

アナログ電話と違って「交換局」は存在せず、メールなどと同じルートでインターネット網を通って宛先の電話機と通話を行う事ができます。そのため、アナログ電話のような距離による通話料の増加がないんです…!

IP電話では、VoIP(Voice over Internet Protocol)という機械の言語を使って情報のやりとりをしています。

具体的には、電話機が音声情報→電気信号の変換を行います。その後、VoIPゲートウェイ(IP電話を契約すると貸し出される機器)がVoIPの決まり事に則って電気信号をインターネット回線に流しやすい形に分割します。

分割されたデーターがインターネット回線を通じて宛先の家にたどり着くと、相手の家にあるVoIPゲートウェイが分割された電気信号を復元します。

その後、電話機が電気信号を音声情報に復元することで遠く離れた相手とも電話機を通じて通話することができるような仕組みになっています。

IP電話とひかり電話・固定電話の違いを表で比較

比較項目 IP電話 ひかり電話 アナログ電話
電話料金 対固定電話:約8円/3分
対携帯電話:約18円/1分
対固定電話:約8円/3分
対携帯電話:約18円/1分
対固定電話:約20円/1.5分
対携帯電話:約18円/1分
基本料金 ~500円程度 ~500円程度 1700円
停電時の通話 不可 可能 可能
緊急通報電話 不可 可能 可能
フリーダイヤル 不可 可能 可能
通話品質 悪い 良い 良い
使用回線 ADSLなど 光回線 電話回線

IP電話とひかり電話やアナログ電話の違いを表にしてまとめてみました!

IP電話とアナログ電話の最も注目すべき違いは、IP電話は海外など遠くに電話をかけても通話料が一律で非常に安い事です。

その他の違いとして、IP電話は停電時は通話できないことや「緊急通報電話」「フリーダイヤル」などに電話をかけることができないという欠点があります。

ちなみに、IP電話の一種である「ひかり電話」の場合これらの欠点はありません。そのため、ほとんどアナログ電話と同じ感覚で使える上に通話料・基本料共に安く済む優れたサービスです。

IP電話と、光電話・アナログ電話の違いを比較した結果、IP電話は固定回線には向いておらずスマホのアプリなどでの通話料削減を目的に使うのがおすすめだと言えそうです。

自宅の固定回線をIP電話に変えたい場合、光回線を利用した「ひかり電話」であればアナログ電話と同じ感覚で料金も安くできるのでおすすめです。

IP電話の3メリット・デメリットについて

AとBを比較する女性の画像
このパートでは、IP電話の3つのメリットとデメリットに関して紹介していきます。

IP電話を契約するべきか否か迷っている人は是非参考にしてくださいね♪

IP電話の3つのメリット

IP電話のメリット
  • 通話料金が安い
  • 基本料金が安い
  • 同じプロバイダへの通話が無料

IP電話の代表的なメリットは、3つあります…!基本的には、料金に関するメリットが多いですね!

各メリットに関してパートを区切って詳しく解説していきます。是非参考にしてくださいね!

IP電話のメリット①:通話料金が安い

通話料金が安い事はIP電話の最も大きいメリットの1つです。

県外への通話を3分間かけた場合で比較すると、ip電話は8円台の場合が多いのに対してNTTの固定電話は21円もかかります。

通話料を安く抑えたいのであれば、IP電話はとても良い選択肢です。

IP電話のメリット②:基本料金が安い

基本料金が安いこともIP電話の大きなメリットの1つです。

NTTの固定電話の基本料金は最低でも1836円です。それに対してip電話は基本料金が0円のサービスもありますし、高くても1000円もしない金額です。

IP電話を使うには、インターネットが使える環境である必要がありますが、環境さえ整っていればIP電話の月額は非常に安くなります。

IP電話のメリット③:同じプロバイダへの通話が無料

インターネットプロバイダの提供するIP電話を契約した場合、同じプロバイダのIP電話宛であれば通話料が無料になります。

@niftyやBIGLOBEなど契約者数の多いプロバイダと契約している場合、IP電話を契約することで通話料が非常に安くなる可能性がありますね。

また、よく通話をする相手と同じプロバイダを契約している場合などもIP電話のメリットが最大限に実感できる環境です。

IP電話の3つのデメリット

iIP電話のデメリット
  • 緊急通報電話が使えない
  • フリーダイヤルが使えない
  • 通話の品質が悪い

IP電話の代表的なデメリットは3つあります。どれも困る人には本当に困るデメリットになっています…汗

各デメリット毎にパートを区切って紹介していくので是非参考にしてくださいね!

IP電話のデメリット①:緊急通報電話が使えない

IP電話は「110番」「119番」などの緊急通報電話に電話をかけることができません…汗

緊急通報電話はNTTの電話の仕組みなので、NTTの回線を通らないip電話ではかけることができないんです。

ちなみに、最寄りの交番や最寄りの消防署へ直接電話をかけることはできるので、IP電話で警察や消防署に電話する場合最寄りの警察署や消防署に直接電話することになります。

IP電話のデメリット②:フリーダイヤルが使えない

IP電話は、フリーダイヤルにも電話をかけることができません。携帯電話と同じ扱いですね…汗

なのでIP電話でフリーダイヤルに電話をかけたい場合、携帯電話と同じように有料の専用番号に電話をかける必要があります。

元々の通話料が安いIP電話なので気になることではないかもしれませんが、デメリットとしては無視できないポイントです。

IP電話のデメリット③:通話の品質が悪い

IP電話は、NTTの固定電話と比べると通話の品質が悪く不安定です。

多くのIP電話は、旧式のインターネット回線であるADSLの回線を流用しているため、通信の品質が高く無いんです…汗

ただしIP電話の中でも「ひかり電話」だけはNTTの固定電話と同じかそれ以上の品質で通話をすることができます。

そのため、ひかり回線を利用したひかり電話に限っては通話の品質を心配する必要はありません!

IP電話のメリット・デメリットまとめ

こんかいは、IP電話のメリットとデメリットを3つずつ紹介していきました。

簡単にまとめると、IP電話は通話料や基本料金が安い代わりに通信の品質が低く「緊急通報電話」や「フリーダイヤル」に繋がらないデメリットがあります。

ただし、最近は電話をする機会も減ってきています。また、緊急通報電話についても最寄りの交番や消防署に直接電話すれば繋がります。

通話の利用頻度が高くないのであれば、多少品質が悪くとも価格が安いメリットの方が上回るのでは無いか?と考えています。

IP電話をおすすめできる人・できない人

いいね!とブーイングの画像
このパートでは、IP電話をおすすめできる人・おすすめできない人についてそれぞれ解説していきます。

IP電話が必要か?不要か?迷っている人は参考になるはずです。是非呼んでみてくださいね♪

IP電話をおすすめできる人

IP電話がおすすめできる人
  • 電話をすることが多い人
  • 国際通話をする人
  • 複数の電話番号が欲しい人

IP電話を最もおすすめできるのは「電話をすることが多い」「国際通話をする」など電話の利用頻度が高い人です。

IP電話はNTTの固定電話と比べて通話料や基本料金が大幅に安いので、月々の利用料金がおどろく程安くなる可能性が高いです。

また、IP電話は、ビジネスユースなどで複数の電話番号が欲しい人にもおすすめです。

050Plusのようなスマホアプリであれば簡単に導入できますし、安い月額で電話番号を2つもつことができます!

IP電話をおすすめできない人

IP電話がおすすめできない人
  • 電話をあまりしない人
  • 停電などのリスクに備えたい人

IP電話がおすすめできない人は「電話をあまり使わない人」です。電話をあまり使わないのであれば、NTTの固定電話も解約して良いと思います。

現代では、電話での通話のほとんどがスマホを使った通話ですよね。LINEが普及したことでそもそも電話をすることさえ減ってきました。

そのため、電話を利用しないのであればわざわざIP電話を契約する必要は無いと言えます。

また、停電などのリスクに備えるためにどうしても固定電話を残しておきたい人もIP電話の契約はおすすめしません。

IP電話は電気が無いと機能しない電話なので、災害時などは通話できない可能性が高いからです。

まとめ

今回紹介したこと
  • IP電話とはインターネット回線を使った電話のこと
  • IP電話の中でも光回線を利用したものは「ひかり電話」と呼ばれていること
  • IP電話はアナログ固定電話と比べて通話料が安いこと
  • IP電話はアナログ固定電話と比べて基本料金が安いこと
  • IP電話はアナログ固定電話と比べて通話品質が低いこと

今回は、IP電話とは何なのか?固定電話とどう違うのか?やIP電話がおすすめできる人・できない人について紹介してきました。

IP電話とは、インターネット回線を利用した電話のことで「通話料が安い」「基本料金が安い」などが特徴です。CMなどで良く耳にする「ひかり電話」もIP電話の一種ですね。

アナログ固定電話と比べて料金が安く済む代わりに通話の品質が低いなどのデメリットがあります…汗

「電話を使う頻度が高い人」「国際電話をする人」などはIP電話を契約することで、通話料が半額以下になる可能性が高いです。

あなたが電話を良く使うのであれば、IP電話の導入は一考する価値があるものです。是非検討してみてくださいね♪

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA