日本で光回線(フレッツ光)が導入されるようになって、ずいぶん時間が経ちましたね。
しかし、都市部ではすでにフレッツ光が完備されていても、ネット利用者が少ないエリアではまだまだ整備が進んでいないのが現状です。
ネットの声を覗いてみると
「高速な光回線にしたいけど、自宅がフレッツ光のエリア内かわからない・・・」
「今は提供エリア内じゃないけど、いつかエリア拡大して光回線でネットができるようになるのかな・・・?」
「フレッツ光の対応エリア外だけどネットしたい!」
そうですよね。
住んでいる場所によってフレッツ光が使えないのはとても不便です。
実はフレッツ光の提供エリアは、NTTの公式サイトで住所検索するとすぐに分かるんです!
このページでは「フレッツ光の提供エリアの確認方法」「フレッツ光の提供エリアの拡大予定」「フレッツ光エリア外のおすすめ通信サービス」について分かりやすく紹介します!
目次
自宅がフレッツ光提供エリア内か検索・確認する方法
早速、フレッツ光のエリア検索方法について紹介していきます!
NTT東西のエリアは地図で確認可能
光ファイバーを使った高速回線のフレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本がそれぞれの担当エリアに敷設(ふせつ)しています。
そのため、提供エリアを問い合わせる前に、自分が所属しているエリアを確認しておきましょう。
中部地方は東西に分かれる形で、NTTの東日本・西日本の担当エリアに分割されています。
NTT東日本のエリア | 新潟、山梨、長野、静岡 |
---|---|
NTT西日本のエリア | 富山、石川、福井、愛知、岐阜 |
NTTの公式サイトで検索する
NTTでは「郵便番号」と「住所」を入力することで、自宅でフレッツ光が使えるか簡単に診断してくれるページが用意されています。
電話窓口でフレッツ光の利用可否を尋ねるよりも素早く分かるので、ネット上で住所を入力することに抵抗のない人にはおすすめです。
ちなみに公式サイト上での確認は、2分もあれば結果が分かります。
NTT東日本:フレッツ光提供エリア検索ページ
NTT西日本:フレッツ光提供エリア検索ページ
NTTに電話で確認する
公式サイト上で住所を入力するのが面倒な人やエリア確認以外にも質問のある人は、電話窓口での問い合わせがおすすめです。
また、公式サイトでエリア外と判定された人でも、今後のフレッツ光の提供エリア拡大について聞いてみるのもよいでしょう。
NTT東日本・西日本:0120-065-877
対応時間は10:00~20:00、年中無休で通話無料
フレッツ光の提供エリアは現在も拡大中?

NTTが公表した資料では、全国のフレッツ光の回線敷設率については以下のように説明されています。
2017年3月期末の光カバー率として、NTT東日本は95%、NTT西日本は93%を見込んでおります。
ちなみに、95%や93%はかなり高い数値ですが、これには仕掛けがあるんです。
この高いカバー率は各地域の役所でフレッツ光が使えれば、地域全体が使えるとみなして計算されている数値です。
つまり、見かけ上のカバー率は高くとも、実際には多くの場所で現在でも拡大工事が必要です。
NTT東日本のエリア拡大予定
住宅タイプ | 確認ページ |
戸建て | 確認ページはこちらから |
集合住宅 | 確認ページはこちらから |
東日本では人口の少ない山間部を中心に、フレッツ光の提供エリア外の地域が点在しています。
NTT東日本の公式サイト上でフレッツ光の提供地域・提供予定地域が紹介されていますので、確認してみましょう。
提供予定エリア確認ページは、フレッツ光の提供予定地域が新しく加わるたびに随時更新されるので、時々のぞいてみるのもよいでしょう。
NTT西日本のエリア拡大予定
住宅タイプ | 確認ページ |
戸建て・集合住宅 | 確認ページはこちらから |
東日本に比べて島が多い西日本では、山間部以外にも海岸線沿いや人口の少ない島ではまだまだ光回線の敷設が間に合っていないエリアが多いです。
NTT西日本の公式サイト上でもフレッツ光の提供地域・提供予定地域が紹介されていますので、確認してみましょう。
フレッツ光のエリア外ならモバイルWi-Fi(WiMAX)がおすすめ
人口の少ない地域に住んでいると、使いたくてもフレッツ光を利用できないことも多いんですね。それでも今の時代は「インターネットを諦める」なんて選択肢はありません!
そこでおすすめなのがモバイルWi-Fiを利用したインターネット接続です。
ここからは、モバイルWi-Fiでインターネット接続するメリット&デメリットを確認してみましょう。
モバイルWi-Fiの6つのメリット
- 全国のカバー率99%以上
- 面倒な回線工事が不要
- モバイルWi-Fiルーターを持ち歩けるので外出先でもネット可能
- スマホの通信量も節約できる
- ゲーム端末の通信にも利用可能
- 海外対応のモバイルWi-Fiもある
モバイルWi-Fiを利用したインターネット接続には多くのメリットがあります。
特に注目なのは、モバイルWi-Fiは全国のほとんどすべての場所で利用できること!
モバイルWi-Fiはフレッツ光のように物理的な通信回線を自宅まで引き込む必要がないため、簡単に全国のほぼ全てを対応エリアにできたんです。
モバイルWi-Fi:確認ページ
モバイルWi-Fiの4つのデメリット
- 通信速度が遅い
- モバイルWi-Fiのバッテリーが切れたら使えない
- 大量の通信を行うと通信制限がかかることがある
- 持ち歩くことも多いため紛失・故障のリスクがある
フレッツ光が使えない人にとってはとても魅力的なモバイルWi-Fiですが、デメリットがあることも忘れてはいけません。
全国のほとんどの場所をカバーしているモバイルWi-Fiですが、電波の届きにくい高層階や地下では通信が不安定になります。
おすすめのモバイルWi-FiはBroad WiMAX(ブロードワイマックス)
一般的な フレッツ光 |
Broad WiMAX | |
ギガ放題 | ||
月額料金 (税抜) |
【戸建て】 5,300円前後 【集合住宅】 4,050円前後 |
2,626円 ~ 3,911円 |
通信量制限 | なし | 3日で10GBまで |
通信速度 (下り最大) |
100~1000Mbps | 440Mbps~1.2Gbps |
初期費用 | 【戸建て】 18,000円 【集合住宅】 15,000円 ※初期費用が不要なケースあり |
なし |
契約期間 | 2年 | 3年 |
エリア カバー率 |
【東日本】 95%以上 【西日本】 93%以上 |
【全国】 99%以上 |
モバイルWi-Fiを契約するなら「Broad WiMAX(ブロードワイマックス)」がおすすめです。
格安料金で利用できる「ライトプラン」と通信量無制限の「ギガ放題プラン」が用意されているので、ネットの使用時間や用途で好きなプランを選びましょう。
「SoftBank Air」などの置き型Wi-Fiもアリ!
SoftBank Air | Broad WiMAX | |
---|---|---|
月額料金 | 1年目:3,800円 2年目~:4,880円 |
2,626円 ~ 3,911円 |
使用回線 | モバイル回線 (ソフトバンク4G,AXGPなど) |
モバイル回線 (WiMAX2+,au 4G LTE) |
通信速度 | 最大962Mbps ※実測値は遅め |
最大1Gbps ※実測値は少し遅め |
通信制限 | なし | 3日で10GBまで |
スマホ割 | おうち割 光セット適用可能 ※ソフトバンク、ワイモバイルの割引 |
なし |
工事不要な「置き型Wi-Fi」も検討してみてください。
フレッツ光などの光回線と比べると、通信品質は劣ってしまいますが…、光回線が対応していないエリアなら仕方ありません。
置き型Wi-FiはモバイルWi-Fiと同様、工事不要なので申し込みしてからすぐに使える点も嬉しいですね。
置き型Wi-Fiには「SoftBank Air」と「WiMAX」の選択肢があるのですが…、
WiMAXはエリアが限られるため、フレッツ光が使えない地域はWiMAXも快適に使えない可能性が高いです。
そのため、対応エリアの広い「SoftBank Air」の方がおすすめですね!

まとめ
- フレッツ光の提供エリアはウェブ・電話で簡単に確認できる
- フレッツ光(光回線)の提供エリアは拡大中
- フレッツ光の提供エリア外ならモバイルWi-Fiがおすすめ
自宅がフレッツ光の提供エリアか確認できましたか?
フレッツ光の提供エリアは全国に広がっていますが、山岳部や過疎地ではまだまだ回線の敷設が間に合っていないのが現状です。
フレッツ光のエリア外であれば、最近提供が始まったモバイルWi-Fiがおすすめです。
動画閲覧や調べもの、ネット通販などなど、現代はインターネットがなくてはならない時代。
このページが快適なネットライフを手に入れる助けとなれば嬉しいです!




