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ビームフォーミングとは?機能・原理・スマホの対応機種まで徹底解説!

ビームフォーミングイメージ

編集部Jun
編集部Jun
こんにちは「なるほどWi-Fi」編集部のJunです。

この記事ではビームフォーミングの「機能」「原理」をわかりやすく解説し、ビームフォーミング対応の「iPhone」「Android」など携帯機種や「wifiルーター」も紹介します!

ビームフォーミングを利用すれば、高速でwifi通信ができるようになるので、「ビームフォーミングについて知りたい方」や「利用を考えている方」は記事を参考にしてみて下さいね!

そもそもビームフォーミングとは?

ビームフォーミングをカンタンに説明すると、携帯電話などの位置を特定して、その特定した端末に向けて電波を集中的に飛ばすことです。

ビームフォーミングを利用すれば、電波を集中して効率化することで、無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話などのWi-Fi通信を高速化することができます!

「なぜ通信が高速化できるのか?」もう少し詳しくビームフォーミングを解説していきます。

なぜ電波が強くなるのか?ビームフォーミングの原理を解説

波の干渉イメージ
ビームフォーミングは電波の波としての性質を利用しています。電波は波のように広がっていくので、複数の波を発生させることで、それぞれの波が干渉し、電波が強くなったり、弱くなる部分が発生します。

ビームフォーミングは電波が干渉しあって、ちょうど携帯電話などの受信端末の場所で増幅されるように電波を出力することで、通信速度を高速化したり、電波をより遠くまで飛ばしたりできるようになります。また場所を特定して集中して電波を飛ばすので、電波干渉を減らすことができます。

次に受信端末を特定して、電波を飛ばすことでどのような機能が実現できるのかをみていきましょう!

電波を集中して効率化する!ビームフォーミングの機能を解説

電波のイメージ
ビームフォーミングは、Wi-Fiの通信速度や安定性を高めるための機能になります。受信端末の場所を特定することで、その場所の電波が強くなるようにするので、通信速度が速くなるだけでなく、電波干渉も少なくなり、Wi-Fi通信の安定性が向上します。

通常の「Wi-Fiルーター」は電波を一定のエリアに360度、満遍なく電波を発生させますが、ビームフォーミングは複数のアンテナから電波を発生させ、受信端末の場所に集中して電波を届けることで、「Wi-Fiルーター」から離れた場所でも通信が安定して、距離による速度の低下を避けることができます。

ビームフォーミングの効果について

電波受信エリア 通信速度
通常の無線LAN環境に対する
ビームフォーミングの効果
3~4割程度範囲が広い 約150%速くなる

具体的なビームフォーミングの効果ですが、無線LANで利用した場合、電波受信可能エリアが、利用しないときに比べて3~4割程度広がり、さらに通信速度についても状況次第では約150%速くなります。

自宅での利用の場合、ビームフォーミング対応の「Wi-Fiルーター」を利用することで、今まで電波が届き難かった場所でも、Wi-Fiを利用することができるようになり、さらに今までより通信速度が向上します。例えば「Wi-Fiルーター」設置場所が1階で、スマホなどを2階で利用するときに、今まで電波が繋がりにくかった場所でも快適にWi-Fiを利用することができます。

もし現状古い「Wi-Fiルーター」をご利用であれば、ビームフォーミング対応の「Wi-Fiルーター」の利用を検討してみることをおすすめします!

ビームフォーミング対応のスマホ機種について

iPhoneを利用している
ビームフォーミングは基本的に「Wi-Fiルーター」だけでなく、受信側の端末も対応した機器でないと利用はできません。どの機種であれば対応しているのか「iPhone」「Android」別にまとめてみました。

ビームフォーミング非対応端末でも、「Wi-Fiルーター」側が対応していれば利用できるものもあります。非対応端末でも利用できる方法については、次章の「ビームフォーミングEXなら非対応機種でも利用できる」で詳しく説明します。

ビームフォーミング対応iPhone(Apple端末)一覧

Apple対応機種
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone SE
  • iPad Air2
  • iPad mini4
  • MacBook(MK4M2J/A)

iPhoneの最新機種はすべてビームフォーミングが利用できます!「iPhone 5s」は非対応になりますが、バッファローの「ビームフォーミングEX」、エレコムの「ビームフォーミングZ」を利用することでビームフォーミングが利用できるようになります。

ビームフォーミング対応Android一覧

Android対応機種
  • Xperia X Performance
  • Galaxy S7 edge
  • GALAXY S4
  • AQUOS ZETA SHV32/404SH/SH-03G
  • Nexus 9
  • arrows NX F-04G
  • arrows NX F-02H

Androidについても最新の機種はビームフォーミング対応しているものが多いです。iPhone一覧で紹介したビームフォーミング非対応でも利用できるバッファローの「ビームフォーミングEX」ですが、Android端末のNexus7などは対応しています。

この章では受信端末のスマホ機種「iPhone」「Android」を紹介しました。次章ではビームフォーミング送信側のWi-Fiルーターについて紹介していきます!

ビームフォーミング対応のWi-Fiルーターを紹介!

メーカー Wi-Fiルーター名
バッファロー AirStation connect WRM-D2133HP
AirStation connect WRM-D2133HP/E1S
AirStation connect WTR-M2133HP/E2S
AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4
AirStation HighPower Giga WSR-1166DHP3-BK [ブラック]
AirStation HighPower Giga WSR-1166DHP3-WH [ホワイト]
AirStation HighPower Giga WXR-1750DHP2
AirStation HighPower Giga WXR-1751DHP2
AirStation HighPower Giga WXR-1900DHP3
AirStation HighPower Giga WXR-1901DHP3
AirStation HighPower Giga WXR-2533DHP2
AirStation WCR-1166DS
AirStation WSR-2533DHP2-CB [クールブラック]
AirStation WSR-2533DHP2-CG [シャンパンゴールド]
AirStation WSR-2533DHP-CB [クールブラック]
AirStation WSR-2533DHP-CG [シャンパンゴールド]
AirStation WSR-2533DHPL
AirStation WTR-M2133HP [パールホワイトグレージュ]
AirStation WTR-M2133HP-PR [パールローズグレージュ]
エレコム WRC-1167FS-B [ブラック]
WRC-1167FS-W [ホワイト]
WRC-1167GEBK-S [ブラック]
WRC-1167GHBK2-S [ブラック]
WRC-1167GHBK-S [ブラック]
WRC-1167GST2 [ブラック]
WRC-1750GS [ブラック]
WRC-1750GST2
WRC-1750GSV [ブラック]
WRC-1900GST [ブラック]
WRC-1900GST2
WRC-2533GHBK2-T [ブラック]
WRC-2533GHBK-I
WRC-2533GST [ブラック]
WRC-2533GST2 [ブラック]
NEC Aterm WF1200CR PA-WF1200CR
Aterm WG1200CR PA-WG1200CR
Aterm WG1200HP2 PA-WG1200HP2
Aterm WG1200HP3 PA-WG1200HP3
Aterm WG1200HS3 PA-WG1200HS3
Aterm WG1800HP3 PA-WG1800HP3
Aterm WG1800HP4 PA-WG1800HP4
Aterm WG1900HP PA-WG1900HP
Aterm WG1900HP2 PA-WG1900HP2
Aterm WG2200HP PA-WG2200HP
Aterm WG2600HP2 PA-WG2600HP2
Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3
IODATA WN-AX1167GR2 [ミレニアム群青]
WN-AX1167GR2/E [ミレニアム群青]
WN-AX2033GR [ミレニアム群青]
WN-AX2033GR2 [ミレニアム群青]
WN-AX2033GR2/E [ミレニアム群青]
WN-DX1167R
ASUS Lyra Trio
ROG Rapture GT-AC5300
RT-AC65U
RT-AC67U
RT-AC68U
RT-AC85U
RT-AC86U
RT-AC88U
RT-AX88U
TP-Link Archer A2600
Archer C1200
Archer C3150
Archer C5400
Archer C5400X
Archer C7(2017モデル)
Deco M5
Deco M9 Plus(1ユニットパック)
Deco M9 Plus(2ユニットパック)
NETGEAR Nighthawk X10 R9000-100JPS
Nighthawk X4S R7800-100JPS
Nighthawk X6 R8000-100JPS
Nighthawk X6S R8000P-100JPS
Orbi Micro RBK23-100JPS
Orbi Micro RBR20-100JPS
Orbi RBK50-100JPS
R6350-100JPS
Google Google Wifi
Synology MR2200ac
RT2600ac

以上のようにビームフォーミング対応のWi-Fiルーターはとても多く販売されています。とても便利な機能ですが、利用するには条件もあります。続いてビームフォーミングを利用できる条件について解説していきます。

ビームフォーミングを利用できる条件について

ビームフォーミングを利用する条件ですが、Wi-Fi通信するときは、事前に「Wi-Fiルーター」側と受信側端末の間で、位置情報を確認する必要があるので、基本的にはビームフォーミングに対応した端末でないと利用はできません。

ですが、非対応端末でも「Wi-Fiルーター」側が補完してくれる機能を持ったものもあります!もし非対応だけどビームフォーミングが利用したいという方は、次に紹介する非対応機種でも利用できる「Wi-Fiルーター」を参考にしてみてくださいね。

ビームフォーミングEXなら非対応機種でも利用できる

「ビームフォーミングEX」とは、バッファローの「Wi-Fiルーター」に付いている機能で、iPhoneのWi-Fiスピードを最大1.5倍に高速化する技術です。Wi-Fiルーターから離れた場所や障害物が多い場所など、これまで電波が届きにくかった場所でも、iPhoneを使って、快適にWi-Fiが利用でき、YouTubeの再生もアプリのダウンロードも途切れる心配がなく、通信が安定しています。

スマホやタブレットなどは家中のいろいろな場所を移動しながら利用するので、「Wi-Fiルーター」の購入を検討しているのであれば、バッファローの「ビームフォーミングEX」搭載の「Wi-Fiルーター」がオススメです。

同じ機能でエレコムでも「ビームフォーミングZ」搭載の「Wi-Fiルーター」があるので、そちらも参考にしてみてくださいね!

ビームフォーミングについてまとめ

ビームフォーミングについてまとめ
  • 電波を集中して効率化することでwifi通信を高速化する
  • 携帯でビームフォーミングを利用するには対応機種を利用する
  • ビームフォーミング未対応でも、ルーターによっては対応できる機種がある

ビームフォーミングについてまとめてみました。
ビームフォーミングは電波を集中して効率化することでwifi通信を高速化します。

利用するには基本的に「親機」「子機」とも対応している機種を使う必要がありますが、「親機」となるルーター側で対応できる機種もあります。

この記事で解説したことを「ビームフォーミング」を利用するときの参考にしてみてくださいね!


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